こんにちは、ゴールデンウィークは9連休となったので、休みの初日にロードスターをしっかりと洗車し、5月4日に満を持してドライブに出かけました。既に主要高速道路は大渋滞だったので、いつもの通り、地元千葉、今回は季節も良いので館山まで行ってみることにしました。
全く無目的にいくのも嫌だったので、今回は海鮮と温泉ということで、館山温泉・千里の風を目指します。また、以前から気になっていたチバニアンのゴールデンスパイクに見るために帰りに立ち寄るスケジュールを立てました。あとは出たとこ勝負でゴールデンウィークを楽しみたいと思います。
野島埼灯台と海鮮食堂
やっぱり、ピカピカのロードスターで出発するのか気分がいいですね。マンションの駐車場を出たところで記念写真。さすがにちょっと恥ずかしいです。近くのガソリンスタンドで満タンにして、館山に向かいます。
千葉県内とはいえ、ゴールデンウィーク真っただ中ですし、なるはやで目的地に着いた方が良さそうだったので、裏道も使わず千葉北のインターチェンジからずっと高速を活用しました。さすがに貝塚付近は混みましたが、8:00には市原PAに到着、ここでコーヒー休憩をして、更に房総半島を南下します。このペースで行くと、目指す日帰り温泉・千里の風には10:00前には着いてしまいそうだったので、最初の目的地を房総半島最南端の野島埼灯台に変更して行ってみることにしました。
下道に降りると、さすがに南国房総、道にはヤシの木が増え気分も上がってきます。もちろんロードスターはオープンドライブです。
野島埼灯台に到着し駐車場に入ると、な、なんと水戸ナンバーのロードスター(ND)がいるじゃないですか!これは横に停めるしかないと思い、隣に駐車をさせてもらいました。(写真撮っておけば良かったなぁ)
野島埼灯台は日本で2番目に古い灯台で、登ることができる16灯台の1つです。登る際は、資料館と一緒になった参観寄付金(\300)が必要となります。また周辺は公園のように整備されており、特に海側には『房総半島最南端の地』と書かれたモニュメントや大蛸が祭られた伝説の岩屋などがあります。この伝説の岩屋は源頼朝が、石橋山の戦に敗けて安房に落ち延びた際に、大雨を凌いだ岩屋として伝説になっているようです。
また、なんといっても絶景なのは、海岸の岩場にある『朝陽と夕陽の見える岬』です。岩場を頂上まで登っていくとベンチが設置されていて、そこに座ると眼前いっぱいに海が広がります。確かに、これなら朝陽も夕陽もみることができそうですね。外国の方も結構多く、みなベンチに座って楽しんでいました。岩場はそれなりに足場が悪く、また急なので、登られる方は運動靴で行った方がいいです。
野島埼灯台も含めて全国の灯台がまとめらているサイト(灯光会さん)がありましたのでリンクを貼っておきます。これ見てると全部、行ってみたくなります。
さて、野島埼灯台と周辺の探索で結構楽しめました。天気も日差しはそれなりに強いものの空気が乾燥しているので気持ちが良いです。さて時間も良くなってきたので、温泉に向かおうと思いましたが、灯台下に数件食堂があり、値段も手ごろだったので空いているうちに食べようということになりました。どのお店も良さげだったのですが、今回は一番灯台寄りの『仁幸』さんという食堂に入りました。
お店に入ると、まだお客様は数組です。アジフライ定食と本日のお刺身定食が人気No.1とNo.2だったのでそれを頼むことにしました。
館山温泉・千里の風と無料パーキング
さて、いよいよ目的の館山の日帰り温泉『千里の風』に向かいます。野島埼灯台からは10分もかからない程度です。駐車場に戻ると、残念ながら停めた時にいらした水戸ナンバーのロードスター(ND)は既に立ち去っていましたが、なんと千里の風に向かう途中に運よくすれ違うことができ、見事!『ヤエー』を頂きました。
とにかくこの日は天気の良い1日で、どこで撮ってもフォトジェニックな感じになります。『千里の風』も南国ムード満点で駐車してすぐ、ヤシの木をバックにロードスターと1枚記念撮影しました。
千葉には温泉は無いと聞いていたのですが、ここは立派な温泉だそうで、しかも建物の3階に温泉があるとのこと。エレベータで上に上がると、11:00オープンで11:30ごろに行ったのですが既に家族連れを中心に6~7人の先客の方がいらっしゃいました。
1時間ぐらいゆっくりして、もうさっぱりしました。気持ち的にもまだゴールデンウィークの中日とあってリラックスしてますし、こういう時の気分は最高です。
でもオープンカーっていいですよね。どんなに車内が暑くなっても、幌を開けば、あっという間にクールダウンできます。エアコンが利くまで車外で待っているミニバンの家族を尻目に今度は海沿いをオープンにしてドライブです。
しばらくすると海岸に下りることができる無料の駐車場がありました。ここに停めて少し海を眺めることにします。たまたま、仲が良さそうな高齢の夫婦の真っ赤なアウディの隣に駐車し、海を見に砂浜へでてみました。もう既に泳いでいる人がいるんですね。太平洋に突き出た房総半島の海は遠浅ですが迫力はあります。戻ってくると、先ほどのアウディのご夫婦が私のロードスターを見て『オープンカーもいいね』とお話をしてました。うん、本当に気持ちいいですよー。
チバニアン
館山を満喫し、そろそろ13:00。実は千葉でもう一か所機にあるところがあったんですよね。その名も『チバニアン』。。。。知ってますか?『チバニアン』名前がいいでしょ。
『チバニアン』とは名前からは想像できないのですが、すごく学術的に有名なところなんです。
46億年前の地球生誕から様々な時代を経て現在に繋がっていますが、それぞれの時代は地層が証明しています。先カンブリア紀とか恐竜などで有名なジュラ紀や白亜紀などは聞いたことがあるのではないでしょうか?この『チバニアン』は新生代・第四紀・更新世中期と呼ばれる77万4千年前から12万9千年の時代の地層で、この時代の地層は世界でここだけなので『チバニアン』となったのです。なんかすごいですよね。まぁ、私はこの辺の知識は全くないので全て受け売りですが、そんなすごい場所に一度行ってみたくて今回訪問して見ました。
ナビで検索して向かいましたが、近くまできても全く存在感がありません。。。なんとか到着しましたが、10台ほどの砂利の駐車場とプレハブで少しきれいにしたようなビジターセンター、トイレも駐車場わきのレンタルトイレといういでたちでした。でもねぇ、これがいかにも貴重な場所って雰囲気を漂わせます。ガイドさんを頼むと1,500円で一通り案内してくれますが、もちろん付近の散策とチバニアンの地層を見るだけなら無料です。ビジターセンターでいろいろな説明を読みましたが、全くわかりません。とりあえず現地に行ってみようと勉強もほどほどに、現地に向かいます。坂道をずっと下っていくと養老川の河原まで降りれます。この河原の壁の部分がまさに『チバニアン』の地層です。正確に言うと、『チバニアン』とその前の時代の『カラブリアン』の境目がわかります。
そして境目には金色に輝くゴールデンスパイクが輝いています。その日は10人程度のお客様が来ていましたが、ほとんどの人が、このゴールデンスパイクの写真を撮ってましたね。養老川にはボランティアの説明員がいろいろと質問に答えてくれます。難しいことをわかりやすく教えてくれますよ。『チバニアン』のウィキペディアをリンクしておきます。興味のある方は勉強してみて下さい。
この『チバニアン』の地層は地磁気逆転層ということでも有名なようですが、これも説明できるほど良くわかりません。。。みなさんも、この地球規模の有名な場所・チバニアンに是非、訪れてみてみたら良いのではないでしょうか?
ということで、地元千葉で食事あり、温泉あり、勉強有りと盛りだくさんのゴールデンウィークの1日を過ごせました。この時期はロードスターには最高な季節ですね。まだまだ空気はカラッとして涼しいですし、空は雲一つない青空だし、オープンドライブに最高な時期です。虫もまだあんまりいないですし。さて、次回はいよいよ、軽井沢ミーティングです。
前日から現地に入って朝から軽井沢を目指しますが、当然初参加(去年の秋に買ってますので)なのでどんなミーティングなのかドキドキ・ワクワクです。この模様も是非、次回のブログで紹介したいと思いますので、是非、次回もご覧くださいね。
コメント
初めまして
同じ千葉県民で、同じスペックのロードスターに乗っています️
南房総の海沿いドライブが好きでよく行きます
昨年、57歳で早期退職して、残りの人生楽しく過ごそうとロードスターで関東近辺いろいろと走ってます。
ドライブするたびに、一度は小湊鐵道、いすみ鉄道、久留里線に乗ってみたいと思っているのですが、まだ実行出来ていません
千葉県にこんな昭和レトロな鉄道が残ってるんですね
コメントありがとうございます。そーなんです。千葉は地味なローカル線が残っているので、ドラマのロケなどにすごく使われています。ただ、久留里線などは車両が最新に置き換わってしまい、ちょっと味わいが無くなりましたね。年齢も近いですし、どこかですれ違えたらいいですね。2020のソウルレッドいたら合図して下さいね。ブログはなかなか更新できませんがTwitterはちょっとした情報を発信していますので良かったらこちらも覗いてやって下さい。https://twitter.com/fujiwebster