こんにちは、またまた今回も 3月1日からサービスを開始した『エキタグ』アプリのデビュー記念イベントに乗っかったロードスタードライブをレポートします。
『エキタグ』とはジェイアール東日本企画の駅スタンプ収集アプリで、そのデビューイベントに選ばれたのが今回私が挑戦している『千葉の鉄分ゲットキャンペーン』というイベントです。小湊鉄道・いすみ鉄道、銚子電気鉄道、JR東日本 久留里線といった県内でも屈指のローカル線を回ってスタンプを集めるという鉄ファンを刺激するものになっています。
スタンプ収集達成者には抽選にはなりますが、オリジナルNFTやオリジナル硬券をゲットすることができ、参加の仕方は、指定の駅に設置してあるタグ(NFCステッカー)に携帯をかざすことでオリジナルスタンプが入手できるといったものなので、必ずしも電車に乗る必要はありません。
また、このイベントのローカル線は特に春が最高な鉄路です。桜の花と菜の花の中をローカルな車両が通るというフォトジェニックな場所なので、ロードスターで巡ってもすごく楽しいドライブになると思います。是非、春のドライブがてら挑戦してみるのも良いのではないでしょうか?エキタグについては専用のサイトのリンクも貼っておきますのでこちらから確認してみて下さい。
尚、今回は銚子電気鉄道を巡っていきますが、その他の3鉄路(小湊鉄道・いすみ鉄道、JR東日本・久留里線)を巡った『旅行記6~電車イベントとロードスターコラボ前・後編【第31回・32回】』も2話構成とやや長くなっていますが、リンクを貼っておきますので、参考にしてみて下さい。
小江戸・佐原(油茂製油と古い町並み)
今回は銚子電気鉄道だけなので、他も寄り道しようということで、小江戸・佐原に行くことにしました。一番の目的は佐原にある油茂(あぶも)さんに行ってラー油とゴマ油を仕入れることで、これは一度使うと他の物を使えないぐらい美味しいのです。そもそも僕のお客様に紹介されて最初に買いに行ったのですが、最近はこれでなければダメなくらいにはまっています。最近では千葉のお土産物を扱っている『房の駅(ふさのえき)』や千葉各地の道の駅などにも置いてありますが、佐原の実店舗だと450gといった大きなビンでも購入することができ、また小さ目のビン(45g/180g)はかわいい和紙に包まれていますのでお土産のも最適になります。
佐原は小野川沿いに古い町並みが残る素晴らしい景観です。イメージとしては倉敷を2回りぐらい小さくした感じですが、逆にこじんまりとまとまっていて雰囲気が良い町なんです。江戸時代に日本地図の作成に大きく関わった伊能忠敬の生家などがあり、前回の大多喜同様(本多忠勝親子)大河ドラマの誘致をしているようです。いやぁ、本当に伊能忠敬では途中で打ち切りになりそうですが。。。(失礼)佐原は最近、休日は人でいっぱいになるわりに食事をするところが少ないので、食事は別の場所にした方が良いかもしれません。
まだかなり早かったので、ちょっとだけロードスターを停めて写真撮影。いい感じのが取れました。
銚子電気鉄道
さて、油茂さんでラー油とゴマ油を買って、いよいよ目的地の銚子に向かいます。実はついこの間もお寿司を食べに行っているので、あの時に『エキタグ』のイベントが始まっていればちょうど良かったんですけどね。佐原からは利根水郷ライン(国道356号)を利根川に沿って進みます。途中、成田線が並行したり、利根川が見えたり、なかなか景色の良い道路です。
ナビで検索すると距離の関係か、途中から茨城側に移動します。つまり利根川の左側を走って最後の最後に千葉側へ渡って銚子に入ります。
『エキタグ』のスタンプ指定駅は、銚子電鉄の終着『外川駅』とちょっと手前の『犬吠駅』、そしてほぼ銚子駅寄りの『仲ノ町駅(ぬれ煎餅購入)』の3つです。時間は11:00ちょっとすぎ、実は昼食の目的であった回転寿司屋さんが犬吠駅の横にあるので、終着の『外川駅』から攻めることにしました。
銚子電気鉄道は銚子駅と外川駅を結ぶ10駅、6.4kmの非常に短距離なローカル線です。現在はほぼ観光列車の要素が強く、いすみ鉄道同様、非常に厳しい経営状況に対してさまざまなアイディアを活かして頑張っているユニークな会社です。再建策として販売を始めたぬれ煎餅などが特に有名ですね。
2022年度は黒字化も果たしており、鉄道ファンとしては是非、これからも存続して欲しい鉄路です。使用している車両も、路線の風景も楽しめる路線なので、ロードスター民の方も、クルマで行ったついでに一度は乗って欲しいです。銚子電気鉄道の公式ウェブサイトもリンクしておきます。オンラインショップに自虐的なグッズ(まずい棒)やしゃれの利いた!?グッズもたくさん販売していますので経営へのご協力もいかがでしょうか?
『外川駅』は創業時の面影を残す木造の駅舎です。もちろん無人駅ですが、出札窓口やホームには自由に出入りできます。当日はバイクの方が駅舎と記念撮影をしているシーンが多くみられました。私も、同じ場所でロードスターとパチリ。写真の後ろに少し写っていますが、昔使用されていたカラーに塗られた古い車両(デハ801)が1台留置されています。雰囲気のある駅構内で『エキタグ』ゲット!しばし往時の雰囲気を味わって次の駅に向かいます。
次の駅は1つ戻った『犬吠駅』ですが、『外川駅』からは歩いても行ける程度です。犬吠駅は結構、観光名所で駅舎もちょっとしたお城のような形になっています。名前の通り、犬吠埼の灯台の最寄り駅で少し歩けば海に当たります。灯台に行く手前に小さなトンネルがあって、うちの子供が小さかったころ、このトンネルを『ポニョのトンネル!』と呼んでましたが結構、その雰囲気があります。
駅前の駐車場は、満車時が多いのですが、ぎりぎり2台空いていたところに駐車できました。駅構内はお土産物屋さんになっており、この駅は有人の駅でトイレなどもしっかりと完備されています。
駅構内でいつもの『エキタグ』をゲット!銚子電鉄は営業距離が短いので短時間でコレクションできそうです。ちょうどお昼の時間になったので犬吠駅の斜め前にある目的の回転寿司屋『島武』さんへ直行。ここは以前から有名なのは知っていたのですが、うわさに違わず美味しい。入店した時はぎりぎりカウンター席に案内されたのですが、少しすると待っている人が続々、いやータイミングよかったですね。やはり生の食材のうまさ、大ぶりなネタが最高ですよ。
お腹も満たしたところで次は、もう最後のスタンプ『仲ノ町駅』です。もうほとんど銚子駅のところで、お醤油で有名なヤマサ醤油の工場の裏にひっそりとあります。この駅はエキタグだけでなく、お土産物を¥500円以上買わなければスタンプがゲットできないのですが、どうやら駅構内もホームも無人です。さてどうするかと思っていたら、ホームのちょっと先に事務所の様なものが。。。恐る恐る入ってみるとお土産物屋、兼駅事務所になっており、駅員さんが一人常駐していました。良かったー!
お仕事中のところを無理やり入っていきましたが、快く出迎えてくれました。エキタグのことを聞いてみると駅員さんも初めてではないらしく『あー、時々来ますよ』とのこと。早速お土産物を買おうと思うのですが、ぬれ煎餅、まずい棒、まくらぎカステラと1個だけ買うと微妙に\500に満たない。。。結局、家族向けに濡れ煎餅5枚入りを購入し、無事スタンプをゲットしました。(4月末現在、まだ3枚残ってますが)
駅員さんもこのイベントにはそれほど興味が高いわけでもなく、むしろ『好きなようにやって』って感じでしたね。本当に『エキタグ』って盛り上がってるのかなぁ?
ということで正式にお土産も買って最後のスタンプもゲットし、銚子電気鉄道もコンプリート!これで『エキタグ』デビュー記念『千葉の鉄分ゲットキャンペーン』も無事完了しました。1か月のイベントだったのでドタバタとやりましたが天気も良く、面白かったですね。
で、最後にコンプリートするとどうなるのか、更にその結果についてご報告します。
□チャレンジ1 いすみ鉄道・小湊鉄道・銚子電気鉄道ぞれぞれ2駅獲得
商品:硬券やいろいろな沿線の景色6種類のNFT×各5名
□チャレンジ2 いすみ鉄道・小湊鉄道・銚子電気鉄道3路線制覇し、3鉄制覇スタンプ獲得
商品:オリジナル硬券セット×40名
□チャレンジ3 いすみ鉄道・小湊鉄道・銚子電気鉄道いずれかでお土産購入スタンプ獲得
商品:お土産NFT×各鉄道別10名×毎週(4回)
□特別企画 久留里線 2駅スタンプ獲得
商品:オリジナルNFT 2種類×5名
なぜ、こんなに詳しくイベントの獲得商品まで書いたのかというと、お分かりの通り、非常に当選者数が少ないのです。確かに私たちもこのイベントをやっていて同じように参加している人とは全く会いませんでしたが、JR東日本企画の主催ですし、結構駅構内にもイベントのポスターが貼ってあるところが多かったので『これは当選確立は難しいな』と思っていました。
で結果なのですが。。。。なんと、私は全て外れたのに、今回のイベントに無理やりつき合わせた友達は全て当選するという結果となりました。なんで。。。(泣)
ということで前回(いすみ鉄道・小湊鉄道、久留里線)に引き続き、『エキタグ』イベントにロードスターで参加した模様をお伝えしました。『エキタグ』イベント、その後も山形鉄道やりんかい線など、次々と拡大していますので、参加してみるものいいのではないでしょうか?私も、今回たっぷりロードスターのオープンドライブを楽しませてもらいました。
またロードスター、旅行、鉄道に関する情報をどんどんアップしていきたいと思います。また次回お会いしましょう。
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