こんにちは、だんだん暖かくなってきましたね。しかしTwitterのフォロアーさんからも、たくさんの悲報!?が投稿されていますが、千葉も花粉の季節がやってきました。噂には聞いていましたが、洗車した瞬間からボディに溜まってくるんですね。地下駐車場に保管していても、お構いなしでドライバーシートからボンネットを見ると、本当に真っ黄色。。。悲しくなります。ということで、まだ少しはきれいなうちに出掛けようと思い立ち、今回は、3月1日から始まった『エキタグ』というアプリのデビュー記念イベントに乗っかってデジタルスタンプ集めにドライブすることに決めました。
まず最初に、簡単に『エキタグ』というアプリを解説しておきます。『エキタグ』とはジェイアール東日本企画の駅スタンプ収集アプリで、まさに2023年3月1日よりサービスを開始した、できたてほやほやのアプリとなります。そのデビューイベントに選ばれたのが、今回私が挑戦する『千葉の鉄分ゲットキャンペーン』で小湊鉄道・いすみ鉄道、銚子電気鉄道、JR東日本 久留里線といった県内指折りのローカル線のスタンプを集めるというイベントで達成者は抽選にはなりますが、オリジナルNFTやオリジナル硬券をゲットできます。また集めたデジタルスタンプは写真などに貼り付けることも可能です。参考にエキタグの公式サイトのリンクを貼っておきます。
当然、最初は列車を使って行こうと考えていたのですが『ローカル線を電車で回るのは効率が悪い』と思い、ロードスターで回ることにしました。天気の良い土曜日(3月4日)だったので、ベストチョイスだったですね。
小湊鉄道(五井~上総中野)
しかし、改めて地図で確認すると小湊鉄道って、かなり南に向かってるんですね。路線図はだいたい真横に描いてあるのでもう少し千葉県を東西に走っているのかと思っていました。今回、スタンプラリー対象の小湊鉄道、いすみ鉄道、銚子電気鉄道、JR東日本・久留里線の位置を見ると、銚子電気鉄道以外は房総を『いってこい』すれば回れそうです。そこで今回は電車のルートに従って小湊ーいすみー久留里と回ることにし、銚子はまたの機会にすることにしました。
まずは小湊鉄道の起点・五井駅に向かいます。小湊鉄道は五井駅と上総中野駅を結ぶ18駅、39.1kmのローカル線です。前半は結構住宅地を進んでいきますが、徐々にローカル線の雰囲気を高め、特に3月末~4月初旬は、菜の花の黄色とところどころにある桜の花のピンクのコントラストが素晴らしい鉄路です。シーズン中も平日であればそれほど混んでいないので、この路線は次に説明するいすみ鉄道同様、是非一度は乗って欲しいローカル線です。ナビで検索して向かったため、小湊鉄道とは逆のロータリーについてしまったのですが、そこでロードスターと1枚記念撮影。反対側のロータリーに行く途中に小湊鉄道の車両基地が見えます。赤とクリーム色のかわいい車両がたくさん並んでいて、なかなか迫力があります。色が僕が子供のころの京成電車と同じ色なので懐かしい雰囲気がします。
今回の『エキタグ』イベント、小湊鉄道で獲得できるスタンプは、この五井駅(こみなと待合室)、上総牛久駅、上総鶴舞駅と養老渓谷駅の4つです。まずは五井駅のこみなと待合室に向かいます。僕も小湊鉄道~いすみ鉄道の房総横断は何回かやっているのですが、五井駅の外に出るのは初めてです。こみなと待合室とは喫茶店とグッズ販売を兼ねた観光案内所のような感じになっており、駅名標風の看板にかわいらしい建物とおしゃれかわいい場所です。お店風なので入りづらかったのですが、問題ありません。レジ横のエキタグマークの入ったステッカー(意外と小さく150mm×200mmぐらいかな)にアプリを開いて『タッチする』を押してから携帯をかざすとスタンプがゲットできます。
ここに来るだけでも良い感じの所なのでこみなと待合室のWEBサイトもリンクしておきますね。
ここからは小湊鉄道に沿って右へ左に位置を変えながら2か所目の上総牛久駅、3か所目の上総鶴舞駅、最終4か所目の養老渓谷駅に向かいます。とりたてて田舎の風景というわけではないのですが、道も適度にワインディングしており、信号も少ないので気持ちよくドライブできる道路です。ロードスターには一番合っているのではないでしょうか?上総牛久駅は有人改札のある駅でちょうど改札付近にエキタグステッカーがありました。『さっきバイクで来た人もやってたよ』って駅員さんに教えてもらい、イベント気分もがぜん盛り上がります。上総鶴舞駅と養老渓谷駅は無人駅です。キョロキョロとステッカーを探すことになりますが、構内はそんなに広くないのですぐわかります。あと小湊鉄道の駅は駅舎が結構古くて味があります。迷惑にならない程度に駅の近くにロードスターを持ってくれば、なかなか良い感じの写真が撮れますよ。
小湊鉄道は生活路線的な要素も残していますし、ローカル線の中では経営もワンランク上の鉄道会社です。その割に駅舎の雰囲気や車窓の風景は、かなり地方のローカル線を感じることができる貴重な鉄路ではないでしょうか?ちなみに1日2本、汽車がけん引する里山トロッコ号といった観光列車も走らせています。(要予約 \600)気になったかたは是非、小湊鉄道のWEBサイトで調べてみて下さい。
さて、ちょっと前半に『エキタグ』の説明なんかをしたため長くなってしまいました。そこで、このあとのいすみ鉄道とJR東日本・久留里線は後編にします。この2路線は、なんと計画時では1路線の予定だったんですね。そんな鉄分も含めて、また次回です。是非、またご覧になってくださいね。
コメント