新年明けましておめでとうございます。新春一発目のドライブは母校の応援も含めて箱根・芦ノ湖に向かうことにしました。例年であれば元旦のニューイヤー駅伝応援で高崎ドライブが幕開けになる予定なのですが、今年、僕の会社は、まさかの東日本予選落ちということとなり、お正月は珍しく自宅でゆっくりとなりました。本当に来年はお願いしますっ。
ということで、会社から母校の応援に切り替えて、朝5:00出発で箱根・芦ノ湖の復路スタート地点に向かいます。こちらも結果から言うとあまりよくない状況で2年連続の予選会が決定してしまいましたが、何といってもスタート地点の生観戦は初めてだったのでなかなか良かったですよ。
道の駅・箱根峠／芦ノ湖復路スタート地点
ほぼ5:00amちょうどに自宅（ユーカリが丘）を出発して、東関道周りで首都高、東名高速、小田原厚木道路、国道1号線を経由して一回も休まず進み、7:00amちょうどに芦ノ湖のスタート地点に到達しました。既に交通規制が始まっており、沿道には警察、警備員がずらり。また各大学のチア応援も始まっており、相当にぎやかな状況です。
『これはクルマが止めるのが難儀するなぁ』と考え、とりあえず芦ノ湖にぶつかり、駅伝コースと逆側（左折）に進みました。すると『道の駅・箱根峠』の看板が目に入りました。1km先ですが、ちゃんとしたところに停めたかったので道の駅を目指します。道の駅までの間、2か所ぐらい見晴らし台のような駐車スペースもありましたので、歩きたくない方はそちらを選んでも良いかもしれませんが、ここもあと数台といった感じでしたので早めに行かないとですね。
道の駅に到着すると、運よく1台分だけ枠が空いており、ここにロードスターを駐車。トイレとホットドリンクを買って一路、スタート地点に向かいました。
この『道の駅・箱根峠』は同類が多いのかと思いきや、意外と半分以上は車中泊の方々のようで、窓が全て隠された状態のクルマが沢山並んでました。車中泊、最近はやりですからねぇ。
この日は比較的風もなく天気も良かったのですが、そこは箱根の山中。手と足の指が相当痛くなりましたね。サーモスの水筒は持ってきたのですが、堪えられないのは身体の中より外でした。貼らないホッカイロは必須アイテムです。
スタート地点からすぐ左折して、中継車に切り替わる辺りで応援していましたが、最終ランナーを見送ると沿道の人たちはみな、近くのホテルへ戻ってしまい、10分も過ぎると関係者以外はほとんどいなくなる状況でした。ちなみに、この一帯、ほとんど食べたり、飲んだりするところがありません。私も、何枚か記念撮影をして、早々にクルマに戻ります。
道の駅に着いた時、枠が空いていなかったのでここに。トイレから出てきたらちょうど1台出てくれたので、急いで枠の部分に移動させました。（そっちの写真縦撮りだったので）
テレビでもおなじみの往路のゴール地点であり、復路のスタート地点。復路はここからスタートしてすぐに左折、緩やかにまず登ってから箱根の山中に入ります。
いかにも箱根らしいショット。芦ノ湖を背景に遊覧船のシンボル・海賊船。祝箱根駅伝の横断幕に朝日が何とも言えない感じ。小さくて見えづらいですが、富士山も顔を出しています。
箱根神社と龍宮殿本館
時間は、まだ9:00手前。天気も良いし箱根観光に向かいます。まず最初は箱根神社。芦ノ湖内の鳥居が目立ちます。箱根駅伝復路スタート位置からも5分程度です。
箱根神社の駐車場まで行くと混んでそうだったので、だいぶ手前の駐車場に停めます。ロードスターに乗るようになってから本当に駐車場、攻めなくなりましたね。でもこれが功を奏し、やはり鳥居の辺りからかなりの渋滞。有料になりますが、Ｐ６・Ｐ７辺りに停めて、湖岸をゆっくり歩いていくのが、時間的にも景観的にも最高だと思います。神社はなかなか立派な社殿で、参拝の方々で５０人ぐらい列をなしていました。私は初詣は成田山と決めているので社殿を見てクルマに戻ります。途中のセブンイレブンの駐車場でうどん屋さんが店を出していたので、購入し、ロードスターと一緒に食べました。
ちょうど、ここが『P7』駐車場。他のクルマも少なく安心！？して停められる。値段も1時間くらい停めて\230だったかな？ただ、精算機の硬貨投入口が高い位置なので要注意。
本当はもっと良い写真があるのですが、縦撮りはリサイズ時に縦横比が変になっちゃってやめました。良かったらTwitterの方で見てみて下さい。結構な人が参拝していましたね。
とにかく大きな鳥居が沢山あります。この写真は芦ノ湖内にある鳥居で、芦ノ湖との景観がすばらしいです。先ほどのP7駐車場から箱根神社まで、ずっとこの景色が続きます。
参拝も終え、うどんでおなかも満たしたので、次は温泉。箱根神社の駐車場で立ち寄り湯を検索すると、すぐ近くに龍宮殿本館という立派な立ち寄り湯が検索されました。あまりにも立派な写真なので『立ち寄り湯で寄っていいのかな』といった印象を受けましたが、10:00から利用でき、時間的にもピッタリだったので、とりあえず行ってみることにしました。
ナビに従って5分ほどで到着。おーー本当に立派。駐車場には数台クルマが停まっていましたが、入口付近に全然人影がない。。。近づき難いな。
恐る恐る近づくと、なんと大きな木の扉は自動ドアになっていて、いきなりオープン、でも中にはフロントらしき受付が見えました。一安心です。
たぶん知っている方は有名な話なのでしょうが、この龍宮殿本館は昭和12年に浜名湖ホテルとして浜名湖湖畔に建築され、その後すぐに、この芦ノ湖湖畔に移築され、高級旅館として数々の著名人が宿泊した建物なんですね。平等院鳳凰堂をモチーフに作られたデザイン、当時最高級旅館として作られた調達品のすばらしさは今も十分に面影を残しています。こんな立ち寄り湯をほぼ貸し切り状態で入湯できたのは運が良かったですね。風呂上りもロッキングチェアのある和洋折衷の休憩所でまったりして、存分に温泉を楽しむことができました。是非、ロードスター乗りのみなさんも寄ってみて下さい。新館は宿泊もできるようですし、温泉も個室が結構、用意されていますのでご家族でも楽しめそうです。
温泉名でいうと、芦ノ湖畔蛸川温泉というのですね。この構え、なかなか入りづらいですよね。ちなみに入場料は\2,000で、タオルとバスタオルは別に\330です。
受付を抜けてお風呂に向かう時にまず最初に目につくのがこの階段です。千と千尋を思わせるような堂々たる雰囲気です。残念ながらのどることはできません。
ちなみにお風呂は内風呂１、露天が２、サウナが１で、お湯は無色透明でややぬるめかな。この写真は吹き抜けのロビーにあるシャンデリア。ものすごく立派。
箱根ドライブ（仙石原～乙女峠、御殿場、山中湖～都留）
お風呂をたっぷり楽しみ、湯冷めしないように休憩室で小一時間ほど読書をして、11:30amに龍宮殿本館を後にしました。さて、ここからはドライブを楽しみます。気温は２℃、オープンにするにはちょっと寒いかな、ということで幌のまま走ります。
龍宮殿を出て、すぐすすきだらけの高原に入ります。これが有名な仙石原ですね。適度なワインディングの道を走るとクルマ音痴の私でもドライブの気持ちの良さがわかります。ここを抜けると、今度は乙女峠という峠道に突入。雪はありませんでしたが、溶雪剤（塩化カルシウム）の粉が道路にたくさん撒かれていて、ボンネットに。。。。あーせっかく綺麗だったのに。
ときおり富士山が見え隠れするのですが、なかなかクルマを停めて写真って撮れないものですね。峠を越えると御殿場の街中に入り、籠坂峠を通って山中湖湖畔にでます。ここで休憩。
セブンイレブンでパンとコーヒーを買ってロードスターと昼食。そういえば今日、ちゃんとしたもの食べてないなぁ。
ここまでくると気温も6度を超えてきたので、いよいよオープン走行。となりの家族連れが急にオープンになったのでビックリしてましたね。最初は上野原辺りまで下道で行こうと思っていたのですが、今日は3日、帰省ラッシュによる中央道の渋滞を考えて都留から高速に入り家路につきます。しかし意外や意外、ほとんど渋滞につかまることなく、夕方遅くには自宅に戻れました。
大学時代の合宿のせいか（その時は河口湖）富士五湖にくると懐かしさがこみあげてきます。冬も夏も、朝も夜もなんか好きな場所なんですよね。ちょっと遠景の山中湖です。
山中湖畔でついにオープンにしました。6℃なので結構、風は冷たいのですがやっぱり視界が広がって気持ちいいですね。なんといっても開放感が最高です。
写真で見るとソウルレッドはきれいですね。でも実際は塩化カルシウムを浴びて相当白くなっています。特に運転席に座っていると太陽光でボンネットの埃、気になりますねぇ。
さて、今回は一度行ってみたかった箱根駅伝復路スタート応援を目的にロードスターと箱根をめぐってきました。どうしても千葉ドライブが多くなるので、今回は非常に新鮮でしたし、朝の5:00に出る勇気があれば、箱根まで来ても、本当に1日楽しめるということがわかりましたね。
ちょっとロードスターが汚れてしまったので明日は洗車しなくては。。。では、また次回。
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